今の大きな流れによって「 不誠実 」な出来事が、どんどんこじ開けられています。
それによって、強制的に大きく変化することをせざるを得ない人たちが、沢山出て来ました。
今まで多くの人たちは「 地位 」や「 名誉 」、「 権力 」や「 お金 」などを求めてきましたが、今もそれはあまり変わりません。
しかし、それによって「 影響力 」を持ってしまった人たちは、その使い方が大きく問われる時代にはなっています。
また、「 影響力 」を持つまでの過程も同様です。
早く楽して得ようとすると、どうしてもそこに「 不誠実 」が割り込み易くなります。
そうすると、いざ「 影響力 」を持った時も「 不誠実 」を維持しなければ、保てないことが多いのです。
ですからその「 不誠実 」が公になったときに、そのまま「 不誠実 」であることは許されないので、「 影響力 」は保てなくなります。
もしこれが「 不誠実 」ではない、地道な「 努力 」によって得られた「 影響力 」の場合は、そこに「 不誠実 」は必要としないでしょうから、これに関してはこじ開けられて変化させられることは少ないでしょう。
今の時点での判りやすい例でいうと、他球団の多くの選手にもリスペクトされている某メジャーリーガーや、AIを遥かに凌ぐ一手を打ち将棋界を唸らせている最年少で七冠を達成した某棋士、歴代を含め多くの選手が強さを認めている4階級制覇した某ボクサーなど、他の分野にもいると思います。
だからといって「 影響力 」というのは、自分の力だけでは成り立ちません。
「 賞賛 」や「 尊敬 」、「 認知 」や「 憧れ 」など周囲の評価があって、得られるものです。
ですから、それに担うだけの「 感謝 」も忘れてはいけません。
そして、それらの「 責任 」は常に付いて回ります。
それは「 不誠実 」で得られた場合も、「 努力 」で得られた場合でも同じです。
つまりは、「 影響力 」を持つまでの過程も持った後の使い方も、大きく問われるということです。
このように「 影響力 」を持つということは、同時に「 責任 」を背負うということですので、それをよく理解しておいてください。
今の「 人 」の世の中では如実に表れるので、こういった事を特に気をつける必要があります。
そしてここからがさらに大事になってくるのですが、「 不誠実 」でない「 影響力 」を持っていても、本人の「 自尊心( または自尊感情 )」が低い場合があります。
そのため「 影響力 」という周囲の評価により、自分を肯定されたように感じてしまい、それを守るようになってしまいがちです。
大きな流れは、「 本質 」に沿うような変化を促しています。
ですから、「 不誠実 」がない「 影響力 」でも本人が「 本質 」からズレ過ぎていれば、それを変化させようとこじ開けて来ることがあります。
また「 自尊心 」が高い人たちは、周囲の評価ではなく自分自身での評価なので、「 影響力 」があっても無くても気にしない傾向があります。
しかし自分本位になっている場合も多く、「 本質 」からズレ過ぎていればやはり変化させようとこじ開けて来ます。
「 影響力 」でも「 自尊心 」でも大小高低の差はあるでしょうが、「 本質 」からズレていればいずれそれなりにこじ開けて来る可能性はありますので、そこは覚悟しておいたほうがいいと思います。
何のために何を求め何を大切にするのか、それをよく自問自答してくださいね。
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