意識する規模が大きいほど、心は乱れにくくなって行きます。
なぜなら、大きくなるほどより全体が見やすくなり、さらに大きくなるほど全体が観やすくなり余裕が増えるからです。
そして、それはそれぞれの「 器( うつわ )」によって変わってきます。
この「 器 」についてはいろいろな表現がありますが、大きければ大きいほど中身も沢山入るようになり、許容範囲も拡がるというのが一般的です。
どんなに規模を大きく想像出来たとしても、「 器 」が小さければ許容範囲も狭まってしまいます。
それによって自身の「 器 」の小ささに落胆し、自分を責めてしまう人たちも少なくありません。
そんな「 自己肯定感 」を低下させた状態からだと、ポジティブに「 器 」を大きくしようとするのは大変だと思います。
そこで「 自己肯定感 」を、出来るだけ低下させない観方でやってみましょう。
まず、一般的には「 器 」は大きくしていくものと捉えられています。
しかし「 器 」の大きさは不変で、誰でも同じ大きさだとしたらどうでしょうか?
そして一番MAXに入るのが、何も無くとてもキレイな状態だったとします。
それが「 何らかの理由 」でMAXまで入らないような状態だとしたら、結果的に「 器 」は小さいということと同じです。
この「 何らかの理由 」が邪魔をして小さくしているのなら、それを取り除けばよいことになります。
そしてこの「 何らかの理由 」というものが、みなさんがこれまで蓄えてきたものです。
それは、「 本質 」からズレているものです。
つまり、これまで書いてきた「 大きな流れ 」からズレたものであり、「 不誠実 」なものになります。
ですから、これまで良かれと思って蓄えてきたものや知らないうちに蓄えてきたものの中から、「 器 」を汚している余分なものを取り除けばいい訳なのです。
要は掃除すれば、「 元のキレイな器に戻っていきますよ 」ということなんですね。
これなら自分を否定し責めなくても、汚しているものに気づいて捨てるだけなので、傷つけることは少ないと思います。
そうすると「 颯清堂 」がやっていることや、「 千珠 」でやろうとしていることの意味を理解できるのではないでしょうか。
ちなみに「 器 」の本来の大きさはどのくらいかといいますと、「 無限大 」です。
ただ「 人 」である以上は制限がありますが、その「 無限大 」を実際に認識することは不可能ではありません。
ついつい「 混乱 」に惑わされてしまいますが、実のところ私たちを「 真の姿 」に戻すための「 お試し 」の面も持ち合わせています。
多くの人が気づかなかったり否定的ではありますが、信じて進む人も増えてきました。
みなさん、「 器 」の中を出来るだけ掃除しキレイにさせて、混乱による難局を観抜いてくださいね。
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