先日、某大手男性アイドル事務所の会見がありました。
すべてを見ていませんが、見たところだけでもずっと違和感があったので、そのことについて書いていきますね。
多分、世の中的には事務所とトップの故人に関しての謝罪があるかどうか、どんな対応をするのかなどに注目が集まっていたと思います。
それで「 記者 」が質問したり、時には追及したりしていた訳ですが、「 問い詰める側 」と「 問い詰められる側 」にハッキリ別れていました。
事実関係をハッキリさせるのはとても重要な案件ですが、「 問い詰める側 」も本来は「 問い詰められる側 」なんですよね。
一緒に加担して隠蔽していたのに、なぜ自分たちは関係ないように振舞うのか、見ていてとても「 歪み 」を感じました。
そして、これを機に沢山放送したり紙面に出したりして、自分たちの責任を出来るだけ小さく見せ、ほとぼりが冷めるまでうまく誤魔化そうとするような気がします。
現在、各メディアが「 再発防止特別チーム 」の指摘後やこの会見後に、わずかな「 コメント 」等をしていますが、どれも表面的でとても本気で責任を取る姿勢ではありません。
それが、「 オールドメディア 」たちの選択なのでしょう。
そして、この事務所も最近問題を起こした「 某大手中古車整備販売会社 」と、同じような選択をしました。
これらが、どのような結果をもたらすかが判るのも、そんなに遠くはないと思っています。
今の大きな流れや時代の流れを感じ取れていれば、このような選択はしないはずです。
どれもどれでも、この人の世では「 ルール 」があります。
その「 ルール 」は独占的であったり、貢献的であったり、攻撃的だったり、平和的だったりといろいろです。
本当は、どの「 ルール 」に従うかは自分で決めることが出来ますが、自分で決めることが出来ないと思ってしまうんですね。
なぜなら、自分で「 不誠実 」な欲望を優先させるからです。
その欲望のために、嫌でもその「 ルール 」に従わなければいけないと、大きな勘違いをしてしまうのです。
ですからその欲望を捨てる( 無くす )ことが出来れば、嫌な「 ルール 」に従わなくて済みます。
これが実は、「 自我 」の欲望と「 真我 」の欲望の対比構造を表しています。
ですから、嫌なルール( 不誠実なルール )に従うということは、「 本質 」から外れているということなんですよ。
そして「 本質 」から外れていくほど、それを修正させる働きが大きくなります。
つまり、今あちこちで起きている問題というのは、「 ルール 」またはそれに「 従う 」ことを、観直すための働きでもある訳です。
それに気づき、「 本質 」に沿って変えることが出来れば、うまくまとまる方向へ進みます。
しかし、その方向へ進んで行こうとしているものは、ほとんどないように思います。
ですから、清算させられるものをまだまだ見ることになるでしょう。
みなさんは、どんな「 ルール 」に従っていますか?
本当に、従うに値する「 ルール 」かどうか、確認してみてくださいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿